西部環状線の八戸交差点の少し南側にある、目立つ日本家屋づくりの大きな建物です。
昭和５６年創業、昔は、少し高めの割烹のイメージで、会社の忘年会などで利用していましたが、最近は、家族連れや地域の集まりなどを多く見かけます。ここの、日本料理の板前さんがつくる魚料理には定評があります。

いけすで泳ぐ新鮮な魚を使ったお刺身やイカの活造りも有名ですが、ランチなので天ぷら定食をいただきます。人参、ピーマン、しいたけなどのお野菜と白身さかな、エビがあつあつの状態で提供されます。お野菜の天ぷらは、お野菜本来の味が衣の中に凝縮されています。思わずうなるおいしさ。

明るい黄色のお皿が印象的なペースト状のカボチャ煮の小鉢。とっても上品なお味です。

アツアツに揚がった木綿豆腐が、うまみたっぷりのかつおだし汁に浸っています。薬味との相性も抜群。居酒屋でいただくものとは、一味もふた味もちがう日本料理屋さんの揚げ出し豆腐です。

天ぷら用には生しいたけ、茶わん蒸しにはもどした干し椎茸が使われていました。天ぷらは、口の中で広がる椎茸の味と香りと食感が味わえて、茶碗蒸しは、干し椎茸の出汁が効いた優しい、まろやかな味です。

美味しくってほっぺが落ちそうな海老の天ぷらも大満足の3本入り。見てください、この赤。幸せ感じません？海老好きにはたまりません。幸せ～。
ふっくら炊きあがったごはんやお味噌汁だけいただいても、しっかりとした技術と経験に裏付けされた日本料理の奥深さが感じられます。

店内にも大きないけすがありますが、お店の前にある水槽にも大物の鯛やフグがところ狭しと泳いでいます。平日というのにお二階の宴会場でも集まりが数組開催されてました。いいですね、お昼から飲めて...