2016年4月に起こった熊本震災から２年経過した今も仮設住宅にお住まいになられている方々が未だにおられるとの事で、佐賀市の整体師の先生からお誘い頂いて、ボランティアでお身体のケアに阿蘇の仮設住宅へ伺って参りました。

ケアをする場所で待機していると、ある女性の方が来られて父を連れて来たいと言われて、その後、ご高齢の男性が来られました。

身体が思うように動かない事を言われた後に、「この辺りを毎日歩いているよ」と何度かお伝えになられていて

離れて暮らされている娘さんに仮設の生活を心配かけたくない事を歩く事でやっているとお伝えになりたかったのかな・・と。ご生活を思い巡らすことにもなりました。

内臓調整と頭蓋調整を少しさせて頂いて、下肢の運動をして循環系と筋出力を高めておかえり頂きました。

その後しばらくして、娘さんがまたお越しになり

父がこんなに笑顔になっているのは久しぶりと、今度はいつありますか？とわざわざお越しになりました。

住まいを奪われ、仮設で暮らすお父さんへ何かをしてあげたいという想いを感じざるを得ませんでした。

何人かお話しをお聞きしてる中で、夜が眠れない事や道路が分断されていて長距離運転で腰痛につながった事などもお聞きして２年経過しても震災の解決には繋がっていない事を実感する事にもなりました。

10月にまた訪問させて頂く事も決まり

今後も微力ながら皆さんのサポートにと思いを強めています。

また、お会いできようにと願っています。