まいぷれ|今日のランチ|佐賀
【いち善】新鮮な地元の幸がいっぱいつまった花かごランチ
仲卸直送の高級魚をていねいに仕上げる「京懐石の技」
神野に新しくオープンした「鮨・割烹 いち善」さん。
お店構えからして、少しお高そうな雰囲気なので、二の足を踏んでいましたが今回初めて訪問させていただきます。
懐具合が気になりつつ少しドキドキしながら、真新しい暖簾をくぐります。
ほのかに木の香漂う店内。
玄関で靴を脱いで中に入ります。自然木の床の感触が、足に心地よく感じます。
通路の横には個室が2部屋続き、つきあたり正面には広めの個室があるようです。
左に入ると、椅子5席が整然と並んだ気持ちのいいカウンター席。開店祝いでしょうか、お花が飾ってあります。
案内され、その向かいにある大部屋の方へ。
席は掘りごたつになっていて、座椅子に腰掛けるように足を伸ばして座るのでゆっくりくつろげます。
メニューに目を通して驚き、「あらっ!」
意外とリーズナブルなお値段、安心しました。
今日は、女性に人気という「花籠ランチ」をいただいてみます。
他には、「伊万里牛のステーキ」、「天ぷら」、「おまかせ握り」などのランチコースがあります。

花籠ランチ1,500円(税別)
かわいい竹で編まれた花籠には、文字通り「お花」のように色鮮やかなお料理や器が配置されています。
有田焼、唐津焼などの器にもこだわりが感じられます。きれいに盛られた食材を一段と引き立たせてくれています。
ご主人は、京都で長く修業をされた後、地元佐賀に戻り更に腕を磨き、このお店を昨年末出されたそうです。

たらの白子の煮付け
今が旬の「たらの白子」の煮付けです。
甘からく煮付けてありながら、あと味がさっぱりとしています。
お昼から一杯飲みたい気分です。

新鮮な旬の魚は、歯ごたえや脂の乗りが違います。
市場のせりの状況によって内容が変わるお刺身。今日は、マグロ、鯛、シマ鯵、貝柱の盛り合わせです。
ご主人のお父様は魚の仲卸を営まれていて、ここで出される新鮮な旬の魚には親子2代の仕事への誇りとこだわりを感じます。
マグロひとつとっても、値段も張る「本マグロ」を出しているというだけあって、マグロ好きにはたまりません。お醤油の小皿に切り身の端を少しひたしただけで脂がにじみます。とろーり、脂がのった刺身に舌鼓♪
お刺身の横の「ケン」は黄色いカボチャです。
新鮮なお刺身に鮮やかな彩りを添えてくれています。
今日の煮魚は、モチ魚。
おはしを入れるとほろりと身がはがれます。
お魚の煮付け方やつけ合せのお野菜からも、ていねいな仕事ぶりがうかがえます。
家庭では、しません(できません)よね~。
よく煮含めてあり、これだけでご飯のお代わりが何杯でもいけそうです。
ぷるっぷるの茶碗蒸しは、具沢山!
海老、椎茸、三つ葉、銀杏、きくらげ、百合根が口の中で交互にいろんな食感を楽しませてくれます。
京料理の繊細さと、佐賀の味覚との調和がみごとなまでに完成しています。
おいしい食事をいただいき、最後は甘みのある「うれしの茶」でほっと一息。
敷居の高そうなお店でしたが、話しかけるときさくなご主人でした。
厳しい修業の中で磨かれた技と心に本物の余裕を感じます。
ランチは土、日もやっています。
次回は、ぜひお寿司の方もレポートしたいです!
それより前に、夜におじゃまして、お食事に佐賀のお酒を傾けたいですね!
子どもと一緒にランチ!
お座敷席なので、お子さまも安心して連れていけます。
個室もあるので、前もって電話で連絡すれば、スムーズに対応してもらえます。
こちらのオススメランチもCHECK!
エリアで探す~佐賀のおすすめランチ
佐賀のおすすめランチのまとめ ★★★★★
おすすめのお店を教えてください!
まだ紹介していないお店やおすすめのランチがあれば、ぜひ編集部までお知らせください!
情報提供は、
こちらまで>>>