九州ええもん見っけ隊
(更新)
佐世保の逸品「柚子鯖」と佐賀は鹿島の麦焼酎「舞ここち」

隣人なのに意外と知らない・・。
そんな事って、経験したことがありませんか?
本記事は、ふるさと納税などでも大人気の佐世保の塩干物、これにお隣の県、佐賀県鹿島の麦焼酎のコラボ体験レポートです。

筆者は佐世保市在住ですので、柚子鯖の製造元の丸富水産さんを訪ねて、「柚子鯖」を取材しました。広い工場に一歩足を踏み入れると、社員さんたちが忙しなく作業に没頭されていました。魚の「鮮度・脂・味」すべてに徹底してこだわる丸富水産の真摯な姿勢を感じました。
「柚子鯖」は、北欧産の脂がのったサバを、独自にブレンドした柚子果汁にじっくりと漬け込んだもの。特許製法を応用し、塩分を通常の半分に抑えているとのことで、健康志向の方にもぴったりです。
実際に試食してみると、まずそのみずみずしさに驚かされました。低温冷風乾燥によって魚本来の旨味と鮮度が保たれており、口の中でふんわりと柚子の香りが広がります。全国水産加工品総合品質審査会で高く評価されたというのも納得の味でした。
水揚げされたその日のうちに加工するとのことで、美味しさはもちろん、見た目の美しさも秀逸。ふるさと納税返礼品としても大人気で、贈答品としても非常に喜ばれているそうです。ぜひ一度、「柚子鯖」をご自身の舌で確かめてみてください。

光武酒造場さんはお聞きしたところ、創業元禄元年(1688年)という歴史のある酒蔵とのこと。しかし、この「舞ここち」は何とも革新的!老舗が手がけた麦焼酎「舞ここち」は、麹歩合を高めた長期低温発酵により、驚くほど軽やかでフルーティーな香りがするお酒に仕上がっています。クセのない味わいは、ロックでも水割りでも飲み飽きません。祝いの舞を踊る卑弥呼をイメージしたという青いボトルは、現代的な美しさも感じさせます。クラフトジンや人気アニメとのコラボにも積極的な光武酒造場ならではの、伝統と遊び心が詰まった一本です。
晩酌の時間が待ち遠しくて仕方なかったこの日、いよいよ2つの組み合わせを試してみました。
まずは、佐賀は鹿島の麦焼酎「舞ここち」。キャップを開けた瞬間、ふわっと広がる甘い果実の香りに思わず笑みがこぼれました。ブルーボトルの見た目通り、爽やかでフルーティーな味わい。クセが無く、スッと喉を通ります。軽く微炭酸で割ってみたところ、さらに香りが立って実に飲みやすい。まさに女性や焼酎ビギナーにもおすすめできる一本です。
そこに合わせたのが、佐世保市の塩干物「柚子鯖」。ガスレンジで焼くだけという手軽さにもかかわらず、ジュウっと音を立てて焼ける脂の香ばしさに、食欲がそそられます。口に運ぶと、しっかりした鯖の旨味にほんのり香る柚子が絶妙。臭みもなく、これは魚が苦手な方でもいけると思います。
焼酎をひと口、鯖をひと口。お互いを引き立て合うこの組み合わせに、お隣同士の佐賀と長崎の豊かさをしみじみと感じました。60年生きてきた中でも、こういう発見は格別ですね。

丸富水産 早岐店

丸富水産 日野店
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