僕の中では生理学から物事を考える基礎を頂いた講座のホルモン編へ

今回はコルチゾールとセロトニン・オキシトシンを深く
ストレスが高まると
副腎からコルチゾールというホルモンがでます。

ストレスは生体において危機な状態ですので
1）エネルギーをすぐ使える様に血糖値を上げます。過剰である程にすぐにインスリン発動で乱高下がおこり気持ちのコントロールが難しくなります
2）また次の危機に備えて脂肪を蓄えるリバーゼも高めます。ストレスがあると何故か太ってしまうのもこれからです

この累積により副腎が疲労しコルチゾールが枯渇すると
1）通常、コルチゾールの潤沢な朝が起きれない
2）コーヒーはコルチゾール分泌を促しますので、無理にひき出そうと飲む頻度があがる、しかし元から資源がないので効かなくなっていきます。気軽にのめる100円コーヒーはリン酸塩が入っている為、ミネラルをキレートしていきます
3）副腎の疲弊で同部位から出るミネラル調整のアルドステロンも枯渇し、ナトリウムの尿排泄が高まります。ナトリウムは塩分ですので塩辛いものを食べたくなっていきます。

4)コルチゾールは卵胞内にある細胞膜を作る為の脂質を分解する役割があります。ストレスで成熟卵の生成への影響も示唆されています。

それでも、身体にはコルチゾールをもう一度再利用しようとする器官が実は在ります。

それが「肝臓」です。
でも肝臓もマルチタスクな器官です。
たとえば、抱えきれないコルチゾールや、リパーゼによる中性脂肪の吸収が高まり、脂肪肝などが起こってくるステージになると、肝臓の役割の一つ、アンモニア分解がうまく出来ずに頭が上手くはたらかずにボーとしたり、身体から独自の体臭が出てきたりします。

今日はその対応を学ぶ事ができました。

ストレスは交感神経を優位にしますので、これまではyogaを使った呼吸法を主軸として置いていましたが

セロトニンとオキシトシンが有効と確認出来たのが収穫でした。

この点の生理学的機序を再度まとめて
これからの治療展開、考察、またこれからの講義へﾌﾞﾗｯｼｭｱｯﾌﾟしていきます。

今日のランチはスタッフの方から教えて頂いた自家菜園で採れたものをだされるお店へ

コルチゾール、間違いなく少なくなった感(笑)
ありました。