【コンタクトレンズなぜ落ちないの？】

『涙によってコンタクトレンズを引き寄せているから』


コンタクトレンズは「全く」落ちないというわけではありませんが、そもそもコンタクトレンズが落ちないのは「涙の表面張力」によって目に引き寄せられているからです・・・

表面張力とは表面を出来るだけ小さくしようとする液体の性質で、コップに水を満水（こぼれる寸前）にしたとき水が楕円状になるのも表面張力によるものです。
これと同じ原理が働いてコンタクトレンズを装着しても落ちないんです！

また表面張力は表面面積が広い方が強くなるためサイズが大きいソフトコンタクトレンズの方がより外れにくいと言えます。

そのためメガネでは支障がでるようなスポーツなどには、ずれない落ちないコンタクトレンズが最適


では、まれにコンタクトレンズが落ちてしまう原因は？
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「涙の表面張力機能が低下している時」に発生する場合があります
涙の量が少なく目が乾燥状態の時で、表面張力が低下しているため外れやすくなります

例えば、長時間パソコンを見ているとまばたきの回数が減って目が乾燥してしまいます
またエアコンが利いて空気が乾燥している室内であればなおさらです

このような場合は意識的にまばたきの回数を多くし、
それでも目が乾くようであれば人工涙液を点眼すると良いでしょう