こんにちは。
本日はtotellに来られている皆さんの経過に関してです。
胚盤胞を10個確保された佐賀在住のBさん
4AAが２個
4ABが１個
4BBが１個
4BCが１個
2BBが１個
1AAが１個
1BBが３個
の計10個
獲得されています。
タイムラプスでの胚の成長もUSBを頂いて拝見致しましたが、ICM、TEともに素晴らしい成長をされてありました。
胚盤胞のクラス分類は、以前、日本妊活協会でもご講演頂いた吉田先生のwebが判りやすいかと思われます。
https://kiba-park.jp/column/c14-0806/
昨年の日本生殖医学会においても、10個胚盤胞獲得にて、成果への有意差がでていると報告がございました。既定路線に入って行かれていると思われます。
ただ、totellにお越しになる皆さんにおいては、胚盤胞の獲得は４個以内の方がほとんどです。
それでも、妊娠、ご出産と進まれます。
この点は、当サロンの特徴ではないかと考えております。
また、佐賀市在住のSさんより
子宮筋腫が小さくなっている（後退）についてもご報告を頂きました。
子宮筋腫に関してのレビューがあります
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0015028220327527
子宮内膜症に関しては
１）「エストロゲン依存性の慢性疾患」とされています。
同時に
アロマターゼ：エストロゲン活性化酵素の過剰発現がある
ともされています。
２）対象された方の妊娠率の低下がみられている
３）一方で「体外受精などではその差がない」ことも指摘されている
４）子宮内膜症による子宮内への阻害因子は
→体外受精によるホルモンコントロールにより抑制される
＝つまり、子宮内膜症がある場合において
生殖医療でのホルモンコントロールは有効な成功因子
と考えられます。
また、本報告での興味深い報告として
５）妊娠中は10ヶ月エストロゲンの産出が減退しますので
「子宮内膜症が寛解」
する可能性を述べています。
一方で、子宮内膜症を後退させるには、ホルモン剤を使用するしか現在の医療においては有効ではない
とも言えます。
ただ、上記の報告でもあります様に、
「子宮筋腫を改善する」 為には
エストロゲンの過剰な状態を
体質改善によって修正するという対策も、今回のSさんの成果からも考える事ができます。
エストロゲンの過剰なケースを、totellで考えた場合
１）月経血の固形物がある場合
２）グルテン（小麦粉：パン・パスタ）は内部撹乱因子になりますので、それらの「過剰摂取」
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3603129/
また、プラスティック製品も同様です（電子レンジの温めはハイリスクになります）
３）プロゲステロンは睡眠を促しますので、不眠の場合は、エストロゲンの上昇も考えられます
４）黄体期が短い場合は、エストロゲンの過剰な状態を考える要因になります。
これらに関しての対策は
１）ストレス・食事などの定期的なアドバイスになります
忙しい日々のおいて、日常を立ち止まる事が、そのストッパーになると考えます
２）消化管の安定
３）デトックス
が有効と考えております
毎日を少しずつ変えていく
その取り組みをtotellはサポートし続けます。
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