今日は

サプリメントを使用しているけれども、効果を感じにくい

について考えていきたいと思います。

妊活において、卵子がうまく成長しないなどが起こられた場合に

先ず、考えるべき要素として、必要な栄養の配給が（卵巣・卵子へ）低下されている可能性を考えております

その際に、サプリメントは、食事から摂取するよりも、安定的に決まった定量を摂る場合に有効ですが

何故、サプリメントを摂っても効果がある場合とそうでない場合があるのでしょうか？



例えば、生理周期を整え、卵子の成熟を安定させる為には

ホルモン

が必要です

生殖医療を行う場合においては、より以上に、ホルモンを身体で生合成していく事が求められます





そのホルモンの原料は

「コレステロール」になります

コレステロールは、血液検査において

総コレステロール値　200
LDLコレステロール　 100
HDLコレステロール　100

が栄養学的に欲しい数値です。

では、コレステロールはどこで合成されるかと言いますと


糖、タンパク質、脂質を原料にして

「肝臓」

で生合成されます

（右肋骨の重さを整体では低減できる様に取り組んでおります）


そして

「休息時に」

コレステロールは生合成されることも重要なポイントになります。

つまり、日常生活において、お仕事や家事、または慢性的なストレスを感じているetcにおいては

休息ができない環境を修正すること

「身体を強制的にお休みする時間」

が必要と考えています。



また、同時に、サプリメント等の吸収を阻害している

「腸内環境の是正」

が最も効果的な変化を促すことも経験則的にお伝えすることができます。


最初のお題である

サプリメントを摂っているけれども

変化がない場合


１）より栄養を消費してしまうストレスがある

２）吸収するにも、吸収できない腸内である



を修正する為に、一旦、腸内をデトックスする


「ファスティング」


は、効果的な一手に繋がられていることがあります。

ファスティングは、腸内の２層目にある「ムチン」をリセットする効果が指摘されています

腸内環境は３層になります。

一番表層は「細菌層」です

これが乳酸菌などを摂る事により変化します

２層は

粘膜層

になりまして、ここが「ムチン」の層になります

ファスティングにより

腸内環境のリセットが行われ

コレステロールを生成する上で必要なサプリメントがより吸収すやすくなる事が考えられます。

また、コレステロール、ホルモンが細胞から出てくる前のオルガネラである「小胞体」を掃除し
空の状態にすることで、よりそれらを生成し易くする効果も期待されています。


当サロンでの成果に結びつかれた皆さんが、本当に多くおられる事も、その効果を担保しております。


ただ、ファスティングを行うには条件がございます


１）低血糖症状（朝が起きれない、昼食後が眠い、夕方の不安感・倦怠感、夜間覚醒）をクリアされている事

２）移植周期や妊娠を狙いたい周期の2周〜１周期前に行う


ことが大切と考えております。



体調の変化が見られてきた後に、ファスティングでのより強い変化を促し

より大きい身体的な負荷が掛かることが予測される生殖医療でも対応できる

お身体つくりの一助へと繋がるチャレンジへ進んで頂くことを願っております。