皆さん、こんにちは。
曇りの天気ですが、その分、少し穏やかな気温で過ごしやすいですね。
ご家族でのよき日曜日である事を願っております
本日は、採卵数がなかなか、進まない
そんなお悩みの際における情報提供になります。
http://jsre.umin.jp/12_17kan/12_17kan_06_frontier3.pdf
「卵胞ステロイド分泌における成長ホルモンの影響:
顆粒膜細胞における BMP と IGF―I のクロストーク」
上記の報告では
「 GH 受容体の欠如により
胞状卵胞以降の成熟卵胞への発育が抑制され,健常卵胞
の減少とともに閉鎖卵胞が増加する特徴を有していた 」
と記載されています。
GH受容体とは、
成長ホルモン受容体
のことで、下垂体から出るホルモンになります。
「成長ホルモン(GH)は,肝臓での IGF―I(insulin-like
growth factor―I)の産生を促し,身体の成長促進だけで
なく,糖・蛋白・脂質の代謝調節や水・電解質の調節,
細胞増殖・分化など多彩な作用を発揮する.
また生殖内分泌機能においては,GH は IGF―I と協調してゴナドトロピン(LH,FSH)の分泌・応答や
卵胞ステロイド合成,卵子形成,性腺分化に関与する[1].
1996年に報告された IGF―I 欠損マウスでは[2],胞状卵胞早期の段階で卵胞発育が停止して排卵障害をきたすことが示された.」
「GH受容体/GH 結合蛋白欠損雌マウスでは[4],著明なIGF―I 低値を伴う成長遅延を呈するほか,妊孕性の低下(wild : 6.9pups>KO : 2.7pups)が認められた」
とも記載されています。
まとめますと
1)成長ホルモンは、肝臓を介して、様々な代謝調整を行っている
2)肝臓を介した成長ホルモンが、卵胞の発育を抑制する
3)成長ホルモンの低下は、妊孕性の低下が認められた
ことが前研究として紹介されています
本研究においては
成長ホルモンが、卵母細胞や顆粒膜細胞における発育を調整している
BMP分子
との関係に着目して、
成長ホルモンと、卵子の成長の関与へのマウスを使用した基礎実験を行っています。
注目したいのは、
成長ホルモンが減退した場合の経過です(赤枠の図略です)
1)成長ホルモン(GH)低下
→BMPが活性化
→無駄な顆粒膜細胞活性
→閉鎖卵胞が増加
→卵巣機能低下
が見出されています。
AMHの低下を懸念されている場合は、成長ホルモンを高める取り組みが必要になります。
また、下記内容では、成長ホルモンはP4産生を促すことが言われています、つまり、黄体機能維持になります。
生理周期が短い場合、妊娠の維持を高めたい場合には有効なホルモンと考えられます。
成長ホルモンが産出されるためには、一定の生活リズムと、やはり肝機能の安定化は必要条件であると言えます、また、特定の栄養素で高めることが出来ます、
その点、皆さんとまた、ディスカッションできればと思います。
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